「遭難」

初めてブログを書く。
これから、何かかんじたことがあったり、映画や本などの作品をみたら、ブログに書き留めておくことにしようと思う。それは自分のためでもあるし、大切な人との約束でもあるんだけど、まぁ一番の理由は、今日、今、この時感じたことをここに書き留めておくことが、未来のいつの日かになんらかの形で新しい形で返ってきてくれるんじゃないかっていう期待である。
今まで何度も何度も日記やブログを書こうとして、書かなかった。それは、自分が文章を書くのが苦手で、さらに完璧主義なところもあって、自分が書いたものに満足できないからが大きな理由だった。
でも、こうやって言葉にすることで、自分と向き合うということが、どれだけ重要か、もはやここまでで身にしみて感じている。
ブログっていいな、、、

さて、今日はもとやゆきこの「遭難」を読んだ。おもしろい。設定が複雑ではなくて場面が教室から動かず登場人物も少ないところがいい。ギリギリ異常な登場人物の描き方がすごくおもしろくて、もとやさんの描く人気は、欲望などがむき出しになっていく様がいい。普通な人間などいないということを作品を通して感じるし、普通の皮をかぶって普通の生活を贈ろうとする自分をころして、はみ出したまま生きて言ってもいいんじゃないかという気持ちになる。
彼女の作品はストーリーもしっかりして、オチもすっきりしているけど彼女が重点を置いてるのは人間で、人間の感情大きなふれ幅をユーモラスに描いている。僕も、人間に興味がある。どうやって化けの皮をはぐのか、それが劇作家の腕の見せ所なのだろう。

右手の親指をケガしているから、今日はこれくらいにしておこう。
三日坊主にならないように、自分という人間をもっと知るために、こつこつ続けていきたいです。